馬券術

稼動指数の順位ごとの成績と上位6頭の中で最低人気の馬の単複回収率

キャリア指数のベースとなった稼動指数。

2020 年はちょっとした縁で、稼動指数を長年研究しているブロガーさん(Mr.CBさん)と出会いました。

後で紹介しますが、単純に稼動指数の上位馬を買っていてもプラス回収率になりません。

しかし、下記の 2 つを探求すれば上記のブロガーさんのように年間 150% の回収率も夢ではないのです。

・レースの選定
・ヒモの選定

今回は、稼動指数の順位別の成績と、上位 6 頭の中から最低人気の馬の単複成績を紹介します。

稼動指数とは

改めて稼動指数について触れておきます。

稼動指数は「サカグチヒロシ」さんが作った、競走馬の賞金と着度数から算出する指数になります。

初期バージョンが 2009 年、2 代目が 2015 に雑誌や書籍で話題となりました。

指数自体は単純なものなのですが、意外とここに着目している馬券ファンが少なく、穴馬の的中で回収率的にも美味しい状況がありました。

初期のものは上位 6 頭の「馬連」「3連複」ボックス、2015 年のものは「単勝」「馬単」「3連単」を中心とした買い目構成になっており、誰でもすぐに実践できる内容となっています。

2015 年バージョンのものは、私が少しアレンジして、「キャリア指数」として過去成績を公開しています。

【キャリア指数】単勝回収率が121.6%の馬券術(2018~2020年)キャリア指数は、競走馬がこれまで稼いだ獲得賞金と着度数を用いて能力を導き出す稼動指数をアレンジした指数です。 稼動指数は元々、20...

よって、ここでは 2009 年の稼動指数について、直近の成績をお届けします。

冒頭で紹介した「稼働指数改」の「Mr.CB」さんは、こちらの初代の稼動指数を活用されております。

稼動指数の成績

では早速、2020 年の 1 年間の成績を見てみましょう。

対象レースは「特別レース」以降のレース(9Rから12R)が書籍でも対象となっていましたが、以下の条件をベースに細かく探っていきたいと思います。

条件

・新馬と未勝利を除く
・2,3 歳限定戦を除く
・障害レースを除く

全体成績

稼動指数の高い順に馬印を振っています。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率 着度数
19.3% 42.9% 71% 74% 315 – 223 – 162 – 932 / 1632
14.8% 36.8% 81% 79% 241 – 202 – 156 – 1030 / 1629
12.0% 32.7% 78% 80% 195 – 174 – 164 – 1095 / 1628
9.5% 29.7% 82% 87% 155 – 163 – 167 – 1148 / 1633
8.5% 26.0% 77% 76% 138 – 147 – 139 – 1209 / 1633
7.6% 23.5% 82% 77% 124 – 143 – 116 – 1246 / 1629
07 6.1% 22.8% 78% 89% 99 – 126 – 145 – 1255 / 1625
08 5.7% 19.2% 90% 80% 92 – 98 – 119 – 1300 / 1609
09 4.4% 16.9% 73% 72% 70 – 80 – 116 – 1309 / 1575
10 3.6% 13.7% 64% 75% 53 – 68 – 81 – 1277 / 1479
11 3.0% 13.6% 72% 82% 42 – 71 – 75 – 1197 / 1385
12 2.8% 10.0% 138% 69% 34 – 38 – 51 – 1108 / 1231
13 2.8% 11.1% 92% 75% 31 – 34 – 56 – 970 / 1091
14 3.3% 10.3% 120% 67% 32 – 31 – 37 – 867 / 967
15 1.1% 8.1% 20% 63% 9 – 24 – 33 – 745 / 811
16 1.5% 5.8% 41% 53% 10 – 14 – 14 – 613 / 651
17 0.0% 4.5% 0% 44% 0 – 1 – 4 – 106 / 111
18 1.2% 4.8% 194% 93% 1 – 0 – 3 – 80 / 84

ご覧の通り、的中率には相関傾向がありますね。ただ、回収率は控除率を考えると平均的で、特に魅力を感じません。

芝のレース

芝のレースに絞ってみましょう。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率 着度数
22.1% 47.1% 82% 78% 178 – 118 – 83 – 426 / 805
13.9% 36.3% 67% 74% 111 – 107 – 73 – 510 / 801
12.1% 36.1% 83% 86% 97 – 100 – 93 – 513 / 803
8.9% 30.2% 86% 85% 72 – 74 – 98 – 563 / 807
8.8% 27.3% 91% 81% 71 – 77 – 72 – 586 / 806
6.8% 23.9% 82% 81% 55 – 75 – 62 – 613 / 805
07 6.2% 24.0% 97% 97% 50 – 74 – 68 – 609 / 801
08 4.7% 17.4% 56% 77% 37 – 38 – 63 – 655 / 793
09 4.7% 15.7% 106% 72% 36 – 36 – 48 – 645 / 765
10 4.3% 13.6% 75% 72% 30 – 27 – 37 – 598 / 692
11 2.8% 12.4% 86% 77% 18 – 27 – 34 – 560 / 639
12 3.1% 9.9% 196% 78% 17 – 14 – 24 – 498 / 553
13 3.0% 10.2% 118% 82% 14 – 11 – 23 – 422 / 470
14 4.3% 10.3% 168% 68% 17 – 11 – 13 – 357 / 398
15 0.9% 6.5% 28% 50% 3 – 11 – 7 – 304 / 325
16 0.7% 5.4% 12% 58% 2 – 6 – 7 – 265 / 280
17 0.0% 4.5% 0% 44% 0 – 1 – 4 – 106 / 111
18 1.2% 4.8% 194% 93% 1 – 0 – 3 – 80 / 84

成績は向上したものの、飛びつきたくなるような回収率にはなりません。

ダートの成績

芝で成績が向上したので、予想通りダートの成績はいまいちです。

項目 勝率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率 着度数
16.6% 38.8% 61% 70% 137 – 105 – 79 – 506 / 827
15.7% 37.2% 96% 83% 130 – 95 – 83 – 520 / 828
11.9% 29.5% 74% 75% 98 – 74 – 71 – 582 / 825
10.0% 29.2% 79% 89% 83 – 89 – 69 – 585 / 826
8.1% 24.7% 64% 72% 67 – 70 – 67 – 623 / 827
8.4% 23.2% 81% 73% 69 – 68 – 54 – 633 / 824
07 5.9% 21.6% 59% 82% 49 – 52 – 77 – 646 / 824
08 6.7% 21.0% 123% 82% 55 – 60 – 56 – 645 / 816
09 4.2% 18.0% 41% 72% 34 – 44 – 68 – 664 / 810
10 2.9% 13.7% 55% 78% 23 – 41 – 44 – 679 / 787
11 3.2% 14.6% 60% 88% 24 – 44 – 41 – 637 / 746
12 2.5% 10.0% 91% 63% 17 – 24 – 27 – 610 / 678
13 2.7% 11.8% 73% 70% 17 – 23 – 33 – 548 / 621
14 2.6% 10.4% 86% 66% 15 – 20 – 24 – 510 / 569
15 1.2% 9.3% 15% 71% 6 – 13 – 26 – 441 / 486
16 2.2% 6.2% 63% 50% 8 – 8 – 7 – 348 / 371

書籍で紹介されていた買い目

書籍では、9R から 12R で、指数の上位 6 頭のボックス馬券を推奨していました。

私は 2,3 歳の限定レースを除外しているので、書籍と条件は完全一致しませんが、下記が 9R から 12R に限定した場合の「馬連」と「3連複」の成績になります。

全部で 998 レースが対象です。

馬連

的中率:45.0%
回収率:74.9%

3連複

的中率:22.8%
回収率:52.6%

馬連の最高配当が 49,850 円、3 連複の最高配当が 73,330 円でした。

残念ながらトータル回収率を見てしまうと手が出しにくいですよね。

稼動指数で儲けるヒント

このように、闇雲に指数の上位馬の組み合わせを買っていても、稼動指数を使って馬券で勝つことはできません。

しかし、稼動指数の上位馬に魅力はあります。

「Mr.CB」さんに軸馬選定のヒントをいただいたのですが、それは

指数上位 6 頭の中で最低人気を狙う

というものでした。

最低人気馬の成績(単勝)

指数上位 6 頭の中で最低人気となると、良くても 6 番人気です。

もちろん 2 桁人気も馬も多く、的中率の面では期待度が落ちます。

果たして回収率はどんなものでしょうか。

全体(1636R)

的中率:2.8%
回収率:91.7%

芝のレース

的中率:3.0%
回収率:114.8%

ダートのレース

的中率:2.5%
回収率:69.3%

書籍に合わせて 9R から 12R に絞ってみましょう。

全体(998R)

的中率:2.3%
回収率:84.7%

芝のレース

的中率:2.7%
回収率:109.6%

ダートのレース

的中率:1.7%
回収率:48.5%

どちらも、芝だとプラス回収率になりますね。

ただ、的中率を考えると単勝だけを買い続けるには勇気が必要です。

最低人気馬の成績(複勝)

複勝をベースに考え、連軸として使うのがいいかもしれません。

全体(1636R)

的中率:10.0%
回収率:75.1%

芝のレース

的中率:10.9%
回収率:87.2%

ダートのレース

的中率:9.0%
回収率:63.3%

書籍に合わせて 9R から 12R に絞ってみましょう。

全体(998R)

的中率:10.3%
回収率:82.3%

芝のレース

的中率:11.3%
回収率:93.0%

ダートのレース

的中率:8.9%
回収率:66.7%

どちらも芝であれば連軸として使えそうな回収率です。

「Mr.CB」さんは別の条件でレース選定しているので、これよりももっと成績は向上していると思われます。

まとめ

稼動指数の直近の成績について調べてみました。

・ダートより芝の方が成績がいい
・書籍の買い方では儲からない
・上位6頭の最低人気馬には妙味アリ

本当に稼動指数で儲けたい場合は、冒頭でも紹介した「Mr.CB」さんのブログを参考にしてください。

キャリア指数では指数 1 位の馬にこだわってきたので、この上位 6 頭の中の最低人気馬という発想には驚かされました。

同じことをキャリア指数で行った場合は、単勝で 130%、複勝で 90% を超える回収率となりました。

ただ、単勝の場合の的中率は低いので、安易に単勝に飛びつかないように気を付けましょう。

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的中率70%の単勝

極撰競馬投資法