前回、ハイブリッド競馬新聞のデータパックを使って過去データの分析をしました。
しかし、HB 指数の指数順位 1 位の馬で集計する際に、同じ 1 位の馬が重複していることが判明しました。
データパックの設定方法を書いた時も、推定 3 ハロンタイムで重複が見受けられたので気になっていた部分です。
HB 指数は小数第一位まで算出されているので、推定 3 ハロンの指数と違って重複しないと思っていたのですが、この精度でも被りは発生するようですね。
実際に確認してみましょう。
HB指数の指数1位の馬のデータを集計する
全レースを対象にすると時間が掛かるので、芝とダートの未勝利戦に限定して「HB指数1位」の馬のデータ集計をしてみます。
データパックの設定をしている人と前提とした TARGET の画面で説明していきます。
TARGET のトップのメニューから「レース検索」をクリックし、レース条件で以下の設定をしていきます。
クラス:未勝利
コース:芝・ダート
外部指数:hb(ハイブリッド指数)
次に、選択馬条件で以下の設定をします。
着順:全(1位-28位)
指数順位:1位-1位
期間は 2017 年以降としておきます。
以上の条件で早速検索を実行してみます。
HB指数の指数1位の馬のデータを確認する
検索が終了したら、指数順位 1 位の馬の芝とダートの成績を見てみます。
指数順位 1 位の馬の成績も優秀ですが、芝よりもダートの方が成績がいいですね。
ではここで、「HB指数1位」の馬の馬印を確認してみます。
データパックの設定で「馬印6」に割り当てたものですね。
すると、「◎」のみに実績が表示されると思ったら、「〇」にも 26 件のデータが表示されています。
実際に該当のレースを確認してみます。以下のレースで重複がありそうな予感がします。
このレースの実際の「HB指数」を確認してみましょう。
「HB指数」は小数第一位まで細かくデータとして提供されていますが、それでも重複がある場合は同率扱いとなっています。
このレースの場合は「HB指数」が 4 位の馬も同率になっていますね。
実際には馬印の重複はないので、指数についても精度を上げて小数第二位までとするか、それでも重複するようなら別の方法にしてもらわないと正確な集計がしにくいです。
外部指数のファイルに「指数順位」も追加できるので、これを追加すれば簡単な気もしますけどね。
この状態から「◎」のみの馬について分析すれば問題ないのですが、指数順位が使い物にならなくなってしまっているのでどうにかして欲しいものです。
ハイブリッド指数の TARGET への取り込み方については下記で書いています。

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